赤堀道元の娘
赤城の伝説 2011.06.28(火)
赤城山麓赤堀の豪族、赤堀道元の16歳になる娘が、お供を連れて赤城山に参拝出かけた。月田村で一休みしたが、ここで馬が倒れて死んでしまい、かごに乗り換えて月田村を出発したそうです。そして、娘は赤城山の小沼(コノ)のほとりで突然水中に引き込まれて沼の主の龍になってしまった。悲嘆にくれた赤堀道元は、娘の命日に供養として赤飯を重箱に入れて供えたそうです。すると翌日には空になった重箱が戻ってくる。その後、16歳の娘が小沼のそばを通るときは、引き込まれないよう身代わりに鏡を投げ入れるようになったそうです。
他にも小沼のほとりで沢山のムカデが現れ、沼に引き込まれ、龍蛇の姿になって現れた。赤堀氏の祖先藤原秀郷(俵藤太)のムカデ退治の因縁とする言い伝えがあります。
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